
どーもです。KENJIです。
ドメスティックバイオレンス(DV)は肉体的な暴力だけではありません。
大声で怒鳴って威嚇したり、ののしったり、暴言を吐いたり、無視をするなどという行為や家具や壁などを壊すことでパートナーに恐怖心を与えるんなど何かで脅したりすることもDVに該当します。
決まってよく口にする言い訳は「これは愛情表現なんだ」というセリフ。あかん。
こんなニセ物の愛情だ。手を上げているあなたはまずい。
冷静に考えれば分かる事なのですが、叩いたりするのが正しい愛情表現なら、あなたの周りの全ての人も叩いていたり、叩かれたりしているはずではないですか?
しかし、叩いたり、蹴飛ばしたりするのは、間違った愛情表現です。
愛情とはパートナーを尊重し、大切に思うことであり、あなたやパートナーを自分の思う通りに変えることではありません。
DV夫が愛しているのは妻ではなく所詮自分なのです。
だから、良くありがちなのが暴力的な行為が終わったあとに、異常に優しくなる行動パターン。
これは、暴力に耐えかねてあなたが去ってしまいそうになると、自分のやさしさや弱さを見せて同情を引き、逃げられるのを防ごうとしたりします。
客観的にみても、自己中のなにものでもありません。
さらに、DV被害者を取り巻く呪縛には自己否定感があります。
暴力と合わせ、「お前が悪いからお仕置きをするんだ」「お前のせいで怒りたくもないのにイライラしてしまう」など、パートナーから否定的な言葉をかけられ続けているうちに、だんだん「私が悪いからあの人に暴力をふるわせてしまうのだ」といった、誤った自己否定感や罪悪感が生まれてしまいます。
これが、被害者を苦しめる大きな足かせになります。
まずは「自分は悪くない」ということをしっかり認識し、呪縛を解くことが大事です。
しかし、暴力を起こすにはそれなりの理由があるはずなのです。
無意識に暴力行為をおこなう心の底には、なにかしらの問題が隠されている可能性があります。
どうしても離婚をしたくない時は、穏やかに病院などを進めてみるのも1つの手です。
夫婦二人三脚で改善して行くのも、これから夫婦を続けているのに必要かもしれません。