
どーもです。KENJIです。
今回のテーマは「家庭内別居」。
夫婦仲について調べてみると、この「家庭内別居」がわりと多いことに気づきました。
妻と離婚寸前までいったオレが、この家庭内別居について解説をしてみたいと思います。
家庭内別居って何?
最初に「家庭内別居」と聞いた時、オレは仮面夫婦のことだと思いました。
でも、調べてみると「家庭内別居」と「仮面夫婦」はまったく別のものだということが解りました。
どちらにも「配偶者にもう愛情はない」ということは共通していますが、仮面夫婦の場合は「生活自体は共有している」という特徴があります。
あと、子供の前ではとりあえず仲がいいふりをしていますよね。
「家庭内別居」の場合は、別居ですから「同じ家にいながら生活空間は別」になるわけです。
また、こうしてはっきり線を引いて生活をしているので子供にも夫婦の不仲が解りやすいです。
なぜ離婚しないの????
離婚寸前までいったオレでさえ、この「家庭内別居の夫婦」が婚姻関係を続ける理由はよくわかりませんでした。
オレたち夫婦の場合、妻の心は完全に離れていましたがオレは妻のことを愛していました。
だから、関係が悪化したとしても家は出なかったのです。
でも、これで妻に愛がないとしたら家を出て離婚をしていたと思います。
だから、お互い顔も見たくないほど関係が悪化しているのに一緒に暮らし続ける理由は解らなかったのです。
ただ、ここで「子供がいる場合」のことを考えてみるとその気持ちがちょっと解りました。
夫婦二人だけなら「離婚しよう」という話になるかもしれませんが、配偶者同士の仲が冷めきっていたとしても「子供は別問題」なのですよね。
妻にしてみれば、離婚して子供を引き取って育てていくのは大変(日本では、子供の親権のほとんどは妻にいくので)。
夫にしてみれば、妻のことは嫌でも子供のことは愛しているので、とりあえず「子供の母として家にいてもらう」という感覚なのでしょう。
この辺りも、仮面夫婦と似たような感覚かなと思いました。
家庭内別居はやめたほうがいい。今すぐ解消してほしい
ここまで「家庭内別居」についてみて来て思ったのは、夫婦はこれでよくても「子供はこれで幸せなのか」ということです。
家庭内別居をしている人の体験談を実際に聞いてみると、「子供のために別れない」って必ず言うんです。
これ、仮面夫婦に関しても同じです、「子供のために離婚はしたくない」と言います。
でも、オレからすると「本当に子供のためなのか?」と思ってしまうんですよ。
だって、お父さんとお母さんが上の中で別々に生活しているわけですよ。
それって子供は幸せなんですかね?オレだったら、「自分のせいで親が我慢して生活している」と思ってすごい罪悪感を抱えると思います。
自分がいなければ離婚できるんだろうなあ…って。
結局、母親は自立する勇気がないから離婚しないだけで、子供のことは二の次なんだろうと思いますし、父親も子供のことを思うなら妻との関係修復が必要って解らないのでしょうか?
結局は、自分たちの都合に子供を巻き込んでいるだけ、に見えるんですよ。
もし子供のために家庭内別居をしているなら、今すぐやめるべきです。
オレたちには子供はいませんが、子供を理由に離婚しないなら関係修復の努力をしてこそ「子供のため」と言えるのではないか?と感じます。
違いますか?
まとめ
親の不仲を見ながら育った子供が、この先幸せになれるでしょうか?幸せな子供時代だったと言えるでしょうか?
もしこのまま二人で生活していくことを選ぶのなら、双方が歩み寄って家庭内別居を解消し、前向きに関係修復をしていくことが「本当に子供を思っての行動」になるとオレは思います。
勇気を出して・・・もう一度、夫婦で向き合ってみないか?