
どーもです。KENJIです。
「仮面夫婦」って言葉がありますよね。
うちはオレの方は最初から復縁を望んでいましたし、妻にそこまでの不満はなかったので(妻の方がオレに不満を持っていたので)、仮面夫婦ではなかったです。
ただ、妻との不仲からいろんなところで夫婦のことを調べたら、世の中って意外に「仮面夫婦」が多いんですよね。
これってどういうことなのか?どうして仮面夫婦になってしまうのか?オレなりに考えてまとめてみました。
この記事に書いてあるコト
「お互いに、深入りをしない」という関係の悪いパターン=仮面夫婦
夫婦って、長くいるといちいち相手のことを気にしなくなります。
・・・と書くと悪い意味のように思ってしまうのですが、長く一緒にいると相手が何を考えているかって大体わかりますよね。
だから、深入りしなくてもいいということなんです。
これはお互いが信頼関係を得ている上で成り立っているものなので、むしろ良好な夫婦関係と言えるでしょう。
でも、「仮面夫婦」となるとそういう理由ではないようです。
「何を言っても無駄だ」という気持ちが、仮面夫婦になるきっかけ
「どうして仮面夫婦になってしまうのか?きっかけはなんだ?」と考えた時に、思い当たったのがこの理由です。
「何を言っても無駄だ」という気持ちが、双方にできてしまったということです。
例えば、夫が浮気をしたとしますよね。
当然、配偶者の裏切りですから妻はこれに怒ります。
でも、夫は懲りずに二度、三度と浮気をしてしまいました。
これでどうなるかというと、妻は愛想をつかしてでていくか、「この人には何も期待しない。お金だけ稼いでくれたらそれでいい」という諦めの感情で対応するようになります。
「何を言ってもこの人は変わってくれない。期待するだけ、自分が傷つくことになる」という感情が、夫に深入りしない「仮面夫婦」のきっかけになっています。
この場合だと、夫も「黙って家事と育児さえしてくれればいい」と思っていることが多いですね。
愛があれば、浮気をして妻を傷つけたら二度としませんから。
妻→「お金さえ稼いでくれたらいい」
夫→「家で家事育児をやってくれたらいい」・・・この条件のみで、双方がそれ以上深入りしない関係が「仮面夫婦」です。
どうして離婚しないの?
仮面夫婦になってまで、どうして離婚しないの?という疑問も出てくるでしょう。
これにもちゃんと理由があります。
結婚してからも仕事を続けている妻ならともかく、仕事をやめてしまっていては再就職が大変ですよね。
妻一人だけならまだしも、子供がいる場合は子供にかかるお金のことも考えなければなりません。
子供が小さいと親権は母親が持つことが一般的ですが、働きながら子供を育て行くというのは大変なこと。
だから、「お金さえ稼いでくれたらいい」という理由で離婚をしないのです。
一方、夫の方は「妻に愛はないけれど、家の家事をやってくれる人間は欲しい」という感情が残っていることがあります。
子供がいる場合は、「妻のことはどうでもよくても、子供には愛が残っている」ということも多く「子供の母親としてのお付き合い」を選択することもあるようです。
でも、思うんですけどね。
「子供のために離婚したくない」って、子供のせいにするのはどうなのかなって個人的に思います。
仮面夫婦って子供は気づきますよ。
その間で育つ子供は、辛いんじゃないかなとオレは思うんですけれどもね。
子供の前でだけ仲良くしても、子供はそういう違和感に聡いですよ。
仮面夫婦にならないためには
うちは仮面夫婦にはなりませんでしたが、一歩間違ったらなっていたかもしれない…とも思います。
一寸先は闇ですよね。
もしかしたら、自分がそうなっていた可能性も考えます、いつも。
仮面夫婦になるきっかけって、日常の積み重ねであることも多いです。
お互いに抱えていた小さな不満が生活の中で降り積もって、最後には相手の顔をみることすら嫌になってしまう。
それを考えると、不満が生まれた時点で双方がきちんと歩み寄り、改善のための努力をすることが必要ですよね。
お互いに割り切った関係の仮面夫婦とはいえ、愛のない結婚生活って辛いです。
仮面夫婦になる前に、なんとかしたいものだよな・・・